【3つのポイント】
・PR動画で「どんでん返し」
・すでにあるものの見せ方を変えた
・企画を単発で終わらせない
まずはこちらの動画をご覧ください(ぜひ音声ありで)。
外国人男性による“聞きなれない言葉”のナレーションから始まるこの動画。
宮崎県小林市に住んでいるフランス人男性が、市内を巡りながら自然や食の豊かさをアピールするという一見すると普通のシティプロモーション動画。
しかし、そこには驚きのどんでん返しが隠されていました。誰もが「やられた!」と声を上げ、間違いなく最初から見返すことでしょう。
7年前に宮崎県小林市が市の公式YouTubeチャンネルで公開した「ンダモシタン小林」は、話題が話題を呼び、その再生数は驚異の309万回に及びます(2023年2月現在)。
この動画のすごいところは有名人を起用したわけでも、新しい要素を取り入れたわけでもなく、方言の特徴に着目しつつ、すでにあったものだけで構成されている点です。ちょっと見方を変えただけで、これだけ世間にインパクトを与えられるのですね。
小林市はその後も、「てなんど小林プロジェクト」と題して西諸弁をモチーフにしたユニークなプロモーションを展開、度々メディアに取り上げられています。
なお、「ンダモシタン」とは西諸弁で「びっくりしたなぁ」を意味するそうです。本当にびっくりなシティプロモーションの紹介でした。
▼宮崎県小林市公式ホームページ▼

小林市PRムービー第1弾「移住促進PRムービー“ンダモシタン小林"」公開|宮崎県小林市公式ホームページ -Kobayashi City-
小林市では、てなんど小林プロジェクトの一環で移住促進をテーマとしたシティプロモーションムービー「移住促進PRムービー“ンダモシタン小林"」を、YouTube(小林市公式チャンネル)で公開いたします。 動画では、長いこと小林市に住んでいるという設定のフランス人が、上質なシネマ風の映像美の中で...