【移住促進】新しい働き方の先駆け! “地方創生の聖地”と呼ばれる徳島県神山町の壮大なプロジェクト

イベント
【3つのポイント】
・いち早く光ファイバー網を整備
・「新しい働き方」の先駆けとなる
・未来のシリコンバレーを目指す

徳島県東部に位置する神山町は、近年、移住促進の成功例として取り上げられることの多い場所です。「地方創生の聖地」と検索すると、真っ先に名前が出てくるほど。

2021年11月24日には、若宮健嗣内閣府特命担当大臣が神山町を訪れ、「デジタル化で地域活性化を目指す国の構想を進める中で、この場所は非常に可能性がある」と賞賛しました。

▼首相官邸公式ホームページ▼

徳島県における「関係人口」創出の先進事例視察 | 首相官邸ホームページ
首相官邸のホームページです。

神山町では1999年から「アーティスト・イン・レジデンス」と題し、世界中から芸術家を招聘して町内で芸術作品を制作してもらう取組をおこなってきました。この活動により、海外アーティストたちとの間での国際交流が始まりました。

また、光ファイバー網を整備したこともあり、2010年10月、クラウド名刺管理サービスのベンチャー企業Sansanが古民家をオフィスとして利用し始めます。

サテライトオフィスでの働き方は「新しい働き方」として注目を集め、2016年には16社もの企業が神山町にオフィスを開設しました。

さらに2023年には私立高等専門学校を設立、未来のシリコンバレーを目指してIT人材の育成を始める計画もあります。

▼神山まるごと高専公式ホームページ▼

神山まるごと高専 | テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校
人間の未来を変える、起業家たちが創る新しい学校、神山まるごと高専。

こうした取り組みが功を奏し、2016年には5,175人だった神山町の人口が、2019年には5,319人まで増加しました。それ以外にも、単身者・夫婦向けの集合住宅をつくったり子育て支援をするなど、人口を増やす施策が次々とおこなわれています。

このプロジェクトは若手起業家が牽引してきました。だからこそ、多くの起業家の共感を得られる施策になったのかもしれません。時にはビジネスマンの視点で自治体の取り組みを見直すことも大切ですね。

▼神山町公式ホームページ▼

神山町役場
神山町役場のサイト。行政情報・生活ガイド、観光案内と施設紹介。
タイトルとURLをコピーしました