2024.02.08
【デジタルマーケティング】謎解きの力で静岡のまちの経済を活性化させる
■支援内容
企画運営、プレスリリース配信
Twitter動画広告・YouTube広告(バナー広告)・Instagram広告 等
2022年、静岡のまちを舞台に謎解きゲームイベントが開催されました。イベントは春・夏・秋と三回にわたって行われ、計44日、総勢3500人以上の方々が参加されました。
【イベント概要】
春:https://www.tanteijelly.com/fujisan
夏:https://www.tanteijelly.com/hanabi
冬:https://www.tanteijelly.com/xmas
弊社はイベント全体を通してのディレクション、マーケティング、セレモニーの支援などをさせていただきました。
【あなたの静岡新聞(2022.51掲載)】
人びとがお店に足を運ぶきっかけをつくる
静岡丸井モディの店長さまから「人びとがお店に足を運ぶきっかけをつくってほしい」とご依頼をいただいたことがきっかけです。
近年ネット通販の普及により、百貨店の利用者は減少傾向にあります。また、昨今ではコロナ禍が追い打ちとなって、まちから活気が失われていました。
集客のためのイベントが企画しづらい状況で、どのようにしたら静岡モディに人を呼べるか、ひいては静岡のまちを元気にできるか……。
そこで弊社は、以前からお付き合いのあった維新エンターテインメント株式会社さまにお声かけさせていただき、施設周遊型の謎解きゲームイベントをご提案しました。
【維新エンターテインメント(たぬき探偵ジェリー)公式WEBサイト】
静岡のまちが謎解きの舞台に!
謎解きゲームとは参加者がプレイヤーとなり、手がかりをもとに謎を解いていく体験型エンターテイメントです。昨今はテレビでも取り上げられ、幅広い世代から支持を得ています。
手がかりを各所に設置することで、施設を見て回ってもらう動機になるのではないかと考えました。しかし、静岡丸井モディ一店舗だけでは集客と発信に限界があります。
そこで、私たちはさらにエリアを拡大するため、複数の商業施設に協力を仰ぎました。
謎を解く手がかりをまち中に分散させることで、店舗間での行き来が生まれ、新規顧客の獲得につながると考えました。
同時に、参加者が一カ所にとどまらないことから、コロナ禍でも安心して楽しんでいただけるように配慮しました。
こうして静岡丸井モディ、新静岡セノバ、静岡東急スクエア、松坂屋静岡店の4店舗にご協力いただき、静岡のまちを舞台にした謎解きゲームイベントが実現しました。
行政を巻き込む
冬に開催されたイベントでは参加者数1,525人、イベント中に消費した飲食の金額の合計が1,265,406円となり、まちの賑わい創出につながりました。
また、参加された方々のアンケートでは、百貨店や静岡のまちについて知るきっかけになったという回答が多数見られました。
【X(旧ツイッター)上での反応の一部】
【アンケート一部抜粋】
・たまたまポスターでイベントを知ったが、面白かったしイベント目的で普段行かない店舗にも行ったのでおもしろかった。
・イベントの推進をすることにより静岡について知らなかったことを知れたのでとても良い企画だと思いました。
・普段あまり行かない場所にも行けて、知らなかった発見もでき良いと思う。
静岡市は「まちは劇場」というコンセプトのもと、賑わいと居心地の良さが共存するエンターテイメントのあふれるまちづくりに取り組んでいます。
まちを舞台とした謎解きゲームは、市のビジョンともマッチし、行政からの後押しもいただける結果となりました。