2024.10.23
MVV策定・コーポレートサイトリニューアル|伊豆川飼料株式会社様
支援内容
・MVV策定支援
・写真撮影・取材・ライティング
・ホームページリニューアル
<伊豆川飼料さんの事業内容について>
伊豆川飼料株式会社は、飼料や有機肥料の製造・提供を中心に、静岡の豊かな食文化を未来へつなげることを目指している企業です。飼料や肥料の原料には、水産加工業の過程で出た残渣(ざんさ)を 廃棄せずに加工して有効利用しています。昨今では「TUNA-GOU事業」を通じて、農産物や水産加工品のブランディング、販路拡大といった、地域産業のサポートにも取り組んでいます。
ホームページをリニューアルしようと思った背景
前のホームページをつくったのは、じつは私自身なんです。
私は以前、システムエンジニアとしてITに関わっていました。なので、せっかくならこの能力を伊豆川飼料でも活かそうと、ホームページをつくってみたんです。といっても本当にシンプルなもので、商品の紹介ページくらいしかありませんでした。
それから14年の間、ずっと同じホームページを使っていました。
しかし、時が経つにつれて会社の想いや取り組みも増えていき、当時のままではメッセージを伝えきれないと感じて、リニューアルに至りました。
正直なところ、ホームページを綺麗にするだけならどこの会社でもできるでしょう。これまでにも「ホームページを新しくしませんか?」みたいな営業の電話が来ることはありました。
でも、自分たちのことを何も知らない会社に頼むより、想いを理解してくれていて、かつそれを上手く伝えてくれる会社に頼みたいじゃないですか。私にとってそれはLEAPHさんだったんです。
LEAPHさんは想いを伝える手助けをしてくれる会社だと思っています。
LEAPHに依頼した決め手
LEAPHさんを最初に意識したのは「静岡みんなの広報」です。
江﨑グループの江﨑社長が静岡への想いを語っている記事を拝見しました。まちへの愛が溢れている刺激的な記事で、心がたぎってくるような感覚がありました。
「静岡の人やまちの魅力にフォーカスしたメディアがあるのだな」と驚きましたし、メディアを無償で運営しているという姿勢にも心打たれました。
その後、新しく公開された記事を読んだり、弊社の取り組みを取材してもらったりする中で、LEAPHさんが発信している会社や地域の魅力が、私たちの「静岡の産業の魅力を伝えたい」という気持ちとつながっていると感じるようになりました。
いつかお仕事でも関わりたいとずっと思っていたところ、ホームページリニューアルのタイミングが重なったのでLEAPHさんにお願いすることにしました。
ゼロから伴走してくれた
以前のホームページを自分でつくったときは、とくに構成を考えることもなく、思いつくままにコンテンツを並べていきました。
だから改めて「ホームページをつくる!」となったとき、何から始めていいかわかりませんでした。
しかしLEAPHさんは、ホームページの目的や我々の目指すべき方向といった基礎固めもサポートしてくださいました。私の考えていることを丁寧に汲み取って、「こんな方法もありますよ」とアドバイスしてくださったんです。とても助かりました。
一番「おっ」となったのは、ホームページをつくるにあたって、MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を一緒に考えましょうと言ってくださったことです。
決してテンプレートに当てはめるだけではなく、しっかりとゼロから伴走してくれるところが嬉しかったです。意見や方向性がまとまっていなかったら時間もかかってしまったと思います。それでも粘り強く、真摯に対応していただき、ありがとうございました。
製作においてもスピード感もあり、とくにラストスパートで細かい修正がたくさん出てきたときも、迅速に対応してくださいました。
ホームページリニューアルで問合せ増!
リニューアルにあたり、お客様へのインタビューを実施しました。
インタビューを通じて、お客様の商品へのこだわりや地域への想いが浮き彫りになり、同時に、私たちが共に描く未来を再確認する機会にもなったと感じています。
おかげさまで、完成したホームページは想像していたよりもずっといいものになりました。依頼したときには、「現代風に綺麗になればいいな」ぐらいなイメージでしたが、それがお客さまの声もしっかり拾って、会社として目指す方向も明確になりました。
新しいホームページは周囲の人にも好評です。
インタビューページなどは「読み物としても楽しめる」とのお声もいただいています。取材していただいた伊藤さんも喜んでいました。笑顔の写真はみなさんも「イイネ!」と言ってくれます。
こん太の甘さとコクは、この肥料があってこそだと思います。(fun fam farm 青木農園)
弊社の残渣で育ったお茶の味を教えてくれたのは、伊豆川さんの”つながり”でした。(丸伊 伊藤製茶)
静岡のマグロで地域内の資源を循環させたいという想いに共感しました。(志田島園)
リニューアルしてアクセス数が増えたからでしょうか、問い合わせメールも増えました。
先日、しばらく連絡を取っていなかった農家さんからも連絡がありました。そこから5、6年ぶりくらいに付き合いが復活したんです。これもホームページの効果でしょうか(笑)
その方も非常に面白い取り組みをしているので、いつかLEAPHさんに取材に行ってほしいと思っています。
今後の展望
伊豆川飼料は、飼料や肥料の製造・提供を通じて、地域とのつながりを大切にし、毎日の「おいしい」を支えることを目指しています。
静岡の産業はこんなにすごくて、長い歴史がある。
もっとみんなで応援して、未来へつなげていきましょう!
そんなメッセージを、静岡の食に関わるすべての人に届けたいと考えています。
ホームページのリニューアルは、そうした情報発信の力を強化する一歩だと考えています。
今後もサイトを更新し続け、私たちの取り組みを広めていきたいです。そして静岡の食の分野に携わる方々とつながり、その活動に感化された人々が「私も!」「僕も!」と手を挙げてくれるような循環を生み出していければと思っています。