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解決事例

解決事例の内容

2023.01.23

3年連続で東京大学合格。進学校へのブランディング

■支援内容
WEBマーケティングコンサルティング(内製化支援)
WEBサイトリニューアル(スマホ対応・学校サイトの一元管理化)
YouTube広告用動画製作


以前より静岡サレジオ小学校は地域の中でもブランド力が非常に高く、多くの児童を獲得してきまし
た。一方で、入学者は増えるものの、静岡サレジオ小学校から静岡サレジオ中学校への内部進学率は
約50%程度。一部の優秀な児童たちが、静岡サレジオ以外の中学校に進学してしまうこともありま
した。せっかく小学校で培った教育の基盤が途切れてしまうのはもったいないと思うことも多くあっ
たのが実状でした。


そこで、10年ほど前に静岡サレジオでは新たな教育プログラムをスタートしました。それが静岡サ
レジオの『4-4-4制』です。小学校から高校までの12年間を4年ごと3つのステージに区切ること
で、小学校のブランド力を生かしながら、小中高と12年間の見通しをもって、学園が一体となった
一貫した教育システムを確立しました。
これは幼小中高一貫教育ができる静岡サレジオだからこそ実現可能といえる静岡サレジオの強みのひ
とつです。


その他にも勿論、多くの変革にチャレンジをし、この少子化の中ではあるものの、多くの方々からの
支持を頂いて、沢山の方々に受験をして頂いております。


4-4-4制の最後の4年間にあたる中学3年から高校3年では、高校卒業後を見据えた3つのコースに
分かれているのも魅力のひとつです。上智大学との教育提携協定を結び毎年30名の特別推薦枠を設
けたソフィアコース、医大・難関大進学に特化したエグゼコース、有名私立大学へ推薦枠を活用をし、
様々な進学に対応するフロンティアコースの3コース制。この3コース制を導入し高校のブランド力
も高まり、結果として、静岡サレジオ小学校からの内部進学率も50%から92%まで飛躍的に上がり
ました。


現在は、上智大学30名の特別推薦枠以外にも、指定校推薦枠も120大学240学部にまで大幅に拡
大しました。進学実績も伸び、東京大学へ3年連続合格、医学部医学科へも複数名合格など目覚まし
い結果を残しています。



教師が自ら「学校説明会」「実績報告会」のランディングページを
作成

研修の様子

LEAPH様には6回に分けてWEBマーケティングの研修を実施してもらいました。
研修の内容も我々教職員の知識レベル、課題に合わせて頂くため、一緒に作っていきました。

幼稚園、小学校、中学校、高校の各校種からそれぞれメンバーを3名ずつ選出し、それぞれのグループでLPを作成。そして、次の研修日程までにウェブ広告を回し、各グループで競いあってもらうような形式で行いました。メンバーには知識を得るだけでなく、身に付けてもらうところまで研修を進めることができたと思います。

単発の研修ではただ「知っている」で終わってしまいます。それを知識、ひいてはノウハウに落とし込むためには何度か研修を行わなければいけないと考えました。実際にLPを自分たちで作ることで成功体験を積む目的もありましたが、インプットとアウトプットを繰り返すことで、知識が初めてノウハウとして蓄積されると考えていました。

このようにして、静岡サレジオは教育やマーケティングにおけるノウハウを蓄積できる仕組みづくりを念頭に置き、今回の研修をLEAPH様にお願いをしました。



オンライン説明会の申込者数363%増加

オンライン説明会の様子


学校説明会や進学実績報告会にもオンラインを導入しました。オンライン説明会は非常に話題になり、2020年の進学実績報告会にはYouTubeで500人以上、2021年の進学実績報告会には700人以上もの方々が参加してくださいました。

LEAPH様からの研修を受けてから2年ほどで、現在は紙媒体での広告はほとんどやめ、広告費を減らしながらもより効率的に集客することに成功しました。

また学校内でも、コロナ禍でいち早くオンラインでの授業を開始しました。もちろん、当初はインターネット授業を始めるための設備も準備も整っていませんでしたし、教師たちも初めての試みに戸惑いはありました。しかし、なにもしないでコロナの収束を待っているより、その都度修正をしてノウハウを蓄積していけばいいと考え、いち早く行動に移しました。

この時に各校種で中心になってくれたメンバーがLEAPH様の研修を受けたメンバーでした。生徒たちのためになることを模索するのが私たちの仕事です。”オンライン授業ができるならやる”という純粋なその気持ちでスタートさせましたが、日頃からICTリテラシーを高めることにより、様々な場面でも応用活用することができたのも大きな要因でした。



静岡サレジオが目指すのは、
「静岡サレジオに関わるすべての人達が日本で一番幸せな学校」


静岡で一番、いや、日本で一番の学校を目指しています。とはいいましても「一番」の基準が曖昧なので、私はまず「何を一番にするのか?」から定義することにしました。 

静岡サレジオが目指すのは「静岡サレジオに関わるすべての人達が日本で一番幸せな学校」です。

静岡サレジオに通っている子どもたちの幸せはもとより、子どもたちの両親、さらには教育に携わっている教師たちやその家族、静岡サレジオに関わる全ての人が幸せである学校づくりを目指しています。

昨今、教師たちの働き方改善が叫ばれていますが、教師たちのストレスは授業のクオリティー低下につながります。教師が気持ちよく仕事できなければ、子どもたちが気持ちよく学ぶことはできません。

例えば、静岡サレジオでは、土日に部活動の指導を行う教師に関して、平日に休みを取ることができる制度を設けるなどして、積極的な休暇の取得を推奨しています。

先生たちに活力がみなぎると、生徒たちの幸せな学校生活はより豊かになり、自ら学んでいく姿勢を醸成し、結果として学力の向上につながります。


日本初! 幼・小・中・高で一貫した国際バカロレア認定校へ


もうひとつ、昨今私たちがもっとも力を入れて取り組んでいるのは国際バカロレア(IB)です。国際バカロレアとはグローバルな視野を持ち、誠実に、柔軟に物事を考えられる良き社会人の育成を目的とした教育プログラムです。

急速に変化する現代において、国際バカロレアで培われる、「課題を自ら発見、解決していける能力」はますます世界から求められるようになります。

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