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LEAPHコラム

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2024.01.30

HRをいちからはじめてみた。人事とは異なるHRってそもそもなに?HRの役割と実践すること

LEAPHコラムを見てくださりありがとうございます。

株式会社LEAPH(リーフ)の茜さんです。普段は広報を担当していますが、昨年10月からHRも兼務することになり、一から採用や社員育成などの分野に挑戦しております。

「人事とは異なるHRってなに?」という方や、他の企業のHRが何をしているか気になる方のために、今回は弊社で取り組んでいることも合わせてご紹介させていただきます。

■HRってそもそもなに?

HRとは
「Human Resource(ヒューマンリソース)」の頭文字をとった言葉で、日本語では「人的資源」や「人材資源」という意味になります。

どんな組織も、人によって成り立っているので、「人」という資源(リソース)をいかに調達し、育成し、有効に活かしていくかは、組織運営上の最重要課題であり、経営課題と言えます。

このような、人という資源全般に関する業務や職種、業界を総称して、「HR」と呼んでいます。また「HR業界」には、「採用」「人材育成、人材開発」「労務管理、職場環境」「人事業務管理、システム」などのカテゴリが存在します。

HRとは?意味や人事との違いを解説! | Indeed (インディード)

■LEAPH(リーフ)でのHRの役割

株式会社LEAPHは社員数が10名以下の小さな会社です。
これまでLEAPHには採用担当者がおらず、代表が採用面接を担当していました。

23年4月に入社した社員の面接から一次面接を担当することになり、同年10月から「HR」として正式に面接全般を担当することになりました。

認知度の低い会社にも関わらず2023年4月以降、私が面接を担当した3名が社員として現在活躍しております。

弊社でのHRの役割として

・採用
・人材育成、人材開発
・労務管理、職場環境

これらが挙げられます。

採用は先述した通り、採用面接の準備、面接、面接評価や候補者への連絡などを一人で担当しております。

人材育成や人材開発については社内研修の企画や運営、新入社員へのフォロー、組織づくりとして月に一度全体会議(ビジョナリーミーティング)を実施しております。

労務管理や職場環境は、コミュニケーションをとる機会が少ないフルリモート勤務ならではの課題に対して策を練り、試験的に取り入れながら制度化をはかっています(週一回、数名社員が集まって業務をする日を設けるなど)。これは組織の課題をいち早く察知し、解決をしていく役割でもあります。

とはいえ、HRに着任してから半年も経っていないため、「やれることからやってみる!」精神で実務に落とし込んでいく段階です。まだまだ、HR業務の全容を把握しきれていないのが実情です。

■実践していること

HR担当者がおかれる前から弊社で取り入れていることも含めご紹介します。

・オンボーディング研修

新入社員、中途社員が入ってきたタイミングで企業文化の共有、受け入れる側の社員のマインド設定を伝える機会を作っています。

・1on1および目標達成シート

月に一度HR担当と社員が個々で話せる場です。業務以外の悩みや本人の意思などヒアリングし、必要であれば回数を増やしたり全体で共有する機会を設けたりするなど、フレキシブルに対応しています。

最近では「目標達成シート」を作成し、3カ月後、半年後になっていたい自分像から現状の課題を出して、やるべきことを洗い出すバックキャスティングを取り入れています。

大事なのはやるべきことの数ではなく、どの程度取り組めていたかを評価すること。具体的な指標は現在ありませんが、HR担当者が本人の自己評価を聞いた上で5段階で点数を付けます。

・月一のビジョナリーミーティング(自己評価シート)

当サイトのトップページで公開しているパーパス、コアバリュー、プロミスを確認した後、一人ずつ自己理解シート(成長の軌跡と呼んでいます)を全体へ共有します。
https://leaph.co.jp/

自分が先月担当した業務や課題に対して感じたこと、今月意識すること等をアウトプットできる機会となっており、自己成長を感じることができます。

また、他の社員がどのような業務に携わっているのか、コミュニケーションのタネにもなる大事な時間です。

・Slack内で「学び共有」チャンネルを開設

こちらは試験的ですが、各々社内で共有したいと思ったサイトや情報を投稿できるチャンネルを作りました。WEB制作に関する知識や解説、ライティングに活かせる方法が載った記事などが集まってきています。

わたしはSNSをよくチェックしているので、リンクをコピーして一言コメントを足して共有しています。そのくらいライトな感覚で共有できる場がほしいなと思ったためつくりました。

・有償インターンシップ

外部企業主催のインターンシップ企画に参加しました。数名の学生参加者とともに自社の「企業理解」と「課題解決の提案」をしていただきました。

弊社で運営しているメディア「静岡みんなの広報」を通し、取材準備から当日のインタビュー、記事執筆など短時間でスキルを吸収しながら体験していただきました。

自分たちが日頃行っている仕事が学生にはどう映っているのか、など考える機会となったので参加して良かったです。

余談ですが、インターンのキックオフ会で自社の会社説明資料をはじめて使いました。

急遽用意したため、「この資料では魅力は伝わりづらいな…」と思いました。ブラッシュアップはHR分野にも必要なことだと認識しました。

上記のほかにも、地元企業の人事担当者による合同スピーチ研修に参加したり、中小企業向けの採用セミナーで採用事例の紹介として登壇させていただいたりと、挑戦できる場に可能な限り参加しています。今後も積極的に外部のHR分野に関わっていきます。

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