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LEAPHコラム

お知らせ詳細の内容

2024.03.30

広報と広告の違い~LEAPHの茜さんはこう広報する~

広報と広告って何が違うんですか?
広報って具体的に何やってますか?

お客様からたびたびいただくこの疑問。

一年半の間LEAPH(リーフ)の広報を担当してきた私が、改めて広報とは何か振り返ってみました。

広報と広告の違いって?

広報と広告の違いとは何か。まずこの疑問から解決しましょう。

広告とは、料金を支払って企業のメッセージを媒体に掲載するものです。掲載内容や媒体、掲載期間は広告枠を購入すれば企業自身がコントロールできます。そのため、かならずしも信頼性が高いわけではありません。

一方で広報とは、組織が外部メディアに料金を支払わずに情報を提供するものです。内容やタイミング、期間などはメディア側に決定権があり、社会に役立つ情報だと客観的に判断されているため、情報に信頼性を持たせることができます。

広報・PRの位置づけ

上記の内容ですと「情報発信=広報活動」という認識になります。

しかし、広報の役割はこれに限られません。
昨年、公に「広報」の定義づけがされました。

組織や個人が、目的達成や課題解決のために、多様なステークホルダーとの双方向コミュニケーションによって、社会的に望ましい関係を構築・維持する経営機能である。

参考:日本パブリックリレーションズ協会「パブリックリレーションズとは

広報・PR(パブリックリレーションズ)は、“関係性の構築・維持のマネジメント”を担う仕事です。

より円滑に企業活動をするためには、自社の活動内容を企業や社会に認識してもらい信頼を得る必要があります。その関係性を作ることが広報活動の目的です。情報発信することだけが広報活動ではありません。

消費者や取引先、地域住民や行政、そして従業員にも、企業の在り方や取り組みを伝えていく必要があるのです。

広報に求められていること

広報が具体的に求められる役割は以下の4つです。

・企業ブランディングの促進
・商品・サービスの認知度向上
・メディアリレーションズの構築
・ステークホルダーとの関係性強化

社内外に向けて企業の価値や特徴、パーパスをわかりやすく伝えることで、企業ブランディングを促進する役割があります。

また、社内向けに従業員へ自社のブランドイメージに適した行動指針を浸透させていくことも重要です。企業価値の認識を合わせることで一体感を生むことができます。LEAPHでもカルチャー共有の機会を月一の全体ミーティングに取り入れています。

▼詳しくはこちらのコラムをご覧ください▼
https://leaph.co.jp/column/writing/437/

自社サービスの発信やメディアへのアプローチも広報の大事な仕事です。他社との交流のイベント等があれば、積極的に参加、アプローチしていくべきだと私は考えています。

LEAPH 茜さんの広報活動

広報経験0からスタートした私が、これまでに挑戦・継続してきた広報活動をご紹介します。あくまで一例ですので、参考になるものがあれば幸いです。

・SNS発信/企業公式SNS担当者との交流
X(旧Twitter)での情報発信を担当しています。毎日一投稿一リプライを心がけています。自社の事例紹介に限らず、フォロワー様の素敵な発信に反応するなど、情報収集の場としても活用しています。

ときどきオフラインでも企業アカウント担当者の方と情報交換(食事会)をしています。SNSの傾向や、運用のコツ、応援し合う風土をお互いに築ける大切な機会です。

・メルマガ配信
月一メルマガを発行しています。ここでは名刺交換した事業者様へ自社の制作報告や、支援したお客様の事例をご紹介しております。「茜さんのひとこと」のコーナーでは業務以外の関心ごとにも触れていました(※現在は他の社員に引き継いでいます)。「メルマガ読んだよ!」と言ってもらえた時は飛び跳ねるくらい嬉しいです。

・静岡みんなの広報
静岡企業の素敵な取り組みや想いをインタビューしているオウンドメディアです。取材時の質問の仕方やより伝わる文章構成など、弊社の取材スキルが詰まっております。発信していく中で、「静岡みんなの広報」のブランドや信頼度が高まっているのを実感しております。

▼静岡みんなの広報はこちらからご覧いただけます▼
https://note.com/shizuoka_pr

・セミナー / イベント参加
「面白そう!」と思ったらすぐ申し込んでいます。業務に活かせるポイントを探ったり、話のネタを得たりしています。また、他の参加者と交流もはかれるのでリレーション構築に最適です。

・社内イベント企画、学びの共有
月に一度、社員全員が参加するビジョナリーミーティングがあります。社員たちがどんなお客様に携わっているか、どんな業務をしているか報告する場を設けることで、相互理解が促せます。コミュニケーションツール上で個人の関心ごとを共有したりと、社内報としても機能しています。

・コラム発信
まさにこのコラムこそ広報活動の一つです。週2回とコンスタントに発信しているのは、コラムを読んだ方々が弊社を知るきっかけになればいいなという想いからです。ノウハウばかりではなく、メンバーの色が伝わる内容も今後お届けしたいと考えています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

参考:Meltwater「広報とは?担当者の役割や広報活動の手法・求められるスキルを解説

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