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LEAPHコラム
お知らせ詳細の内容
2024.03.01
コミュニケーションエフォートについて 〜言葉が会社の文化を創る〜
LEAPHではコミュニケーションエフォートという、コミュニケーションにおける指針を定めています。
エフォート(effort)とは“努力”であり、私含めLEAPHのメンバーはこのコミュニケーションエフォートを意識して、日頃から仕事に勤しんでいます。
ルールに近いのですが、ルールだと固すぎるし、かつ義務的であるため、各自の努力すべきこととして定めています。
とくに弊社はフルリモート前提のワークスタイルなので、Slackを中心としたテキストベースのコミュニケーションになっています。
今回は、LEAPHが定めているコミュニケーションエフォートを紹介させていただきます。
理由をみつけよう
結論や主張を支える理由を見つけよう。
〈例〉私はAよりBの方が良いと思います。理由は〇〇だからです。
結論や主張自体よりも、「なぜそう思ったのか」が大事です。
なぜやるかと一緒に依頼しよう
仕事を依頼するときは「なぜやるか」と一緒に依頼しよう。
〈例〉このサイトのこの部分の修正をお願いします。ねらいとしては、この場所だとユーザーが使いづらいのでそこを解決したいです。
仕事の多くは解決の作業です。「なぜやるか」の問題意識を共有して、作業を依頼するようにしましょう。
曖昧な表現は避けよう
抽象的、曖昧な言葉は避けよう。
〈例〉この企画、面白いからやってみてはどうでしょうか。
“面白い”は抽象度が高い言葉です。
この企画は、この組織のこの課題を解決できるから面白い企画だと思います。
など、“面白い”の理由や具体を追求しましょう。
正しい言葉を使おう
プロフェッショナルとして、専門用語は正しく使おう。
トレンド言葉やカタカナ言葉はとくに、自分がしっかり理解してから使うようにしましょう。神は細部に宿ります。普段のコミュニケーションから気をつけていきましょう。
〈例〉youtube → YouTube、zoom→Zoom
ありがとうから始めよう
「ありがとう」から始めよう。
LEAPHの大切にする価値観として、「Appreciation(感謝)」があります。たとえ部下であっても、自分の依頼を聞いて動いてくれることは当たり前ではありません。
上司、部下、メンバー間問わず、常に感謝の心を持ち、その言葉を使っていくようにしましょう。
また、間違いや失敗は誰にでもあることです。指摘する側にも勇気が必要であり、客観的な指摘は自分の成長に繋がります。指摘しやすい文化、指摘されてもすぐに次に進める文化を育むために、「ありがとう」から始めよう。
〈例①〉 「これをやっておきましたので、確認お願いします」
「了解」
↓
「ありがとうございます。了解です」
〈例②〉「Aさん、この仕事のここ間違ってます」
「すいません、修正しました」
↓
「ご指摘ありがとうございます! すいません、修正しました」
以上がLEAPHの定めるコミュニケーションエフォートです。
私自身できていない時もありますが、社内全体で意識し、組織自体が社会のロールモデルになれるように目指しています。