2026.07.31

ホームページ制作の発注前に確認すべきチェックリスト11項目

なぜ発注前の確認が重要なのか

ホームページ制作の発注において、「何となく良さそうな会社だから」「見積もりが安かったから」という理由だけで決めてしまうと、「完成したのに問い合わせが増えない」「公開後の修正やトラブル対応に時間がかかる」といった失敗につながりがちです。

ホームページは「作ること」がゴールではなく、「事業の課題を解決するツール」として活用して初めて価値が生まれます。

そのため、発注側の企業が「自社はどんな課題を解決したいのか(課題と目的)」「ホームページで本当にその課題が解決できそうか」「制作会社の内部体制や役割分担はどうなっているか」を契約前に明確にしておくことが欠かせません。このすり合わせの解像度こそが、プロジェクトの成否を分ける最大の要因となります。

ホームページ制作の発注前チェックリスト11項目を目的・課題設定/予算・契約内容/体制・技術力/運用・保守の4カテゴリで整理したヒーロー画像

目的・課題設定に関するチェック項目

ホームページの目的や解決したい課題がブレていると、いくら綺麗なサイトを作っても効果が出ません。まずは自社の要件を整理しましょう。

1. 解決したい自社の「事業課題」は明確か?

「既存営業だけでは新規の問い合わせが頭打ちになっている」「採用活動で若い世代からの応募が来ない」「自社の技術やサービスの強みが外部に正しく伝わっていない」など、現在自社が直面している課題を言語化することがスタート地点です。

2. その課題は「ホームページの制作・改修」で本当に解決しそうか?

「とりあえずサイトを作れば解決する」と考えるのは危険です。たとえば、応募が来ない原因が「求職者に認知されていない・会社の雰囲気が伝わっていない」のであれば採用サイト制作が効きますが、「採用条件や労働環境そのもの」に問題がある場合は、いくらサイトを作っても根本的な解決になりません。自社の課題に対して、ホームページの制作が本当に適切なソリューション(解決手段)になっているかを事前にお客さま自身でも(または制作会社と一緒に)吟味する必要があります。

3. メインターゲット(ペルソナ)と、伝えるべき自社の「強み」は言語化できているか?

「静岡県内のBtoB製造業の決裁者」「地元の20代求職者」などターゲットを明確にし、競合他社と比べた自社ならではの強みを整理できているか確認します。ここが曖昧なままだと、他社と同じような当たり障りのないサイトになってしまいます。

目的・課題設定に関するチェック項目3点。事業課題の明確化、サイト制作での解決可否、ターゲットと強みの言語化

予算・契約内容に関するチェック項目

「見積もりにどこまで含まれているか」の認識ズレは、後々の大きなトラブルに発展します。

4. 予算の上限と、その予算内で「どこまで作れるか」の範囲が明確か?

ページ数だけでなく、「原稿執筆の代行」「写真撮影」「イラスト作成」が含まれているかによって金額は大きく変わります。

※LEAPHでは、最初にサイトマップ(Webサイトの構造と導線を可視化したマップ)を作成し、どこまでを作るかを明確にします。

5. 制作中の修正回数や、仕様変更時のルールは確認したか?

「デザインの修正は2回まで」といった制限があるか、追加費用が発生する条件は何かをあらかじめ確認しましょう。

6. 納品物の権利(著作権・所有権)はどちらに帰属するか?

ドメインやサーバーの契約名義が制作会社になっていると、将来他社に乗り換える際にトラブルになることがあります。必ず「自社名義で契約・所有できるか」を確認してください。

予算・契約内容に関するチェック項目3点。予算内で作れる範囲、修正回数のルール、納品物の権利の帰属先

制作会社の体制・技術力に関するチェック項目

営業トークだけでなく、実際の「作る体制」と「技術力」を見極めるための最重要項目です。

7. デザイナーやコーダー(エンジニア)を外注に丸投げしていないか?

制作会社の中には、営業やディレクションだけを自社で行い、実際のデザインやコーディングを外部のフリーランス等へ100%再委託している会社も少なくありません。

丸投げの体制の場合、「中間マージン(中抜き費用)が発生してコスパが悪くなる」「伝言ゲームで意図が伝わらない」「公開後のシステムトラブルやデザイン修正の対応が極めて遅い」といった深刻なリスクが生じます。社内に専門の制作・開発体制を持っているかを確認しましょう。

制作を外注に丸投げする体制と自社一貫体制の制作会社を比較する図。中間マージンや対応スピードの違いを示す

8. 自社と同業種、または同規模の制作実績があるか?

デザインの見た目の綺麗さだけでなく、そのサイトが「実際に課題解決や成果(問い合わせ増や採用応募増)」を出せているかの視点で実績を見ることが重要です。

9. SEOや表示速度(Core Web Vitals)を担保できる自社技術力があるか?

どれだけデザインが良くても、Googleから評価されなければ誰にも見てもらえません。Astroのようなモダンな技術を使いこなし、表示速度や検索エンジン最適化(SEO)を技術的に担保できる開発力があるかを確認しましょう。

運用・保守に関するチェック項目

ホームページは公開してからが本番です。ランニングコストと更新体制を確認しましょう。

10. 公開後の保守・管理費用(月額)には何が含まれているか?

「サーバー代のみ」なのか、「システムのアップデート対応」や「軽微なテキスト修正・画像差し替え」まで含まれているかを確認します。

11. 自社で簡単にお知らせやブログを更新できる仕組み(CMS)になっているか?

Astroなどのモダンで爆速なWeb環境であっても、microCMS等のヘッドレスCMSを組み合わせることで、HTMLの知識がない担当者でもブログ感覚で簡単に更新が可能です。

実績・技術力と運用・保守に関するチェック項目4点。同業種の実績、SEO・表示速度の技術力、保守費用の範囲、CMSでの更新可否

まとめ:迷ったら相談してほしいこと

ホームページ制作で失敗しないための発注前チェックリスト11項目を紹介しました。

  1. 解決したい自社の「事業課題」は明確か?
  2. その課題は「ホームページ制作」で本当に解決できそうか?
  3. メインターゲットと自社の「強み」は言語化できているか?
  4. 予算と「作れる範囲」が明確か?
  5. 修正回数や仕様変更のルールを確認したか?
  6. 納品物の権利(著作権・所有権)はどちらに帰属するか?
  7. デザインやコーディングを外部に丸投げ(中抜き)していないか?
  8. 同業種・同規模での「成果」を出した実績があるか?
  9. SEOや表示速度(Core Web Vitals)などの技術力があるか?
  10. 保守・管理費用(月額)の範囲を確認したか?
  11. 自社で簡単に更新できる仕組みになっているか?

中小企業のお客様からは「自社の事業課題の整理や強みの言語化がうまくできない」「外注丸投げではない信頼できるパートナーを探している」といったご相談が多く寄せられます。

株式会社LEAPH(リーフ)では、Core Valueである「課題起点」のアプローチで、発注前の曖昧な段階から深く入り込み、「そもそもWeb制作が課題解決として正しいアプローチなのか」という点から一緒に整理いたします。取材・ライティング・デザイン・Astro実装まで自社一気通貫体制で伴走いたしますので、「何から始めればいいか迷っている」という方は、ぜひお気軽に無料相談をご活用ください。

ホームページ制作発注前チェックリスト11項目のまとめ一覧

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