2026.10.23
Claude Duet(デュエット)とは?できること・料金・日本での使い方を解説【2026年10月】
Anthropicは、Claudeに仕事を任せられる「Claude Duet(デュエット)」を研究プレビューとして公開しました。メールやカレンダーを見て、その日の優先事項を示し、資料づくりなどの大きなタスクも進めてくれます。
一方で、現時点では米国でのみ利用できる研究プレビューです。日本の方が使えるのかどうかも含めて、公式ヘルプセンターの情報をもとに整理します。
本記事は、Claude公式ヘルプセンターのClaude Duetを始めるをもとに作成しています。
結論:Duetは米国限定の研究プレビュー。日本からは現時点で使えない
先に要点をまとめます。
- Claudeと話すように指示でき、接続したアプリで作業を進める「研究プレビュー」
- 動作モデルはClaude Opus 5.5(選択はできない)
- 対象プランはProとMax。Team・Enterpriseは今後提供予定
- 研究プレビュー中は、追加料金なしでプランに含まれる
- 提供地域は米国のみ。米国のClaudeアカウントとウェイトリストからの招待が必要
- 日本での提供予定は、公式には書かれていない
Claude Duetとは
Claude Duetは、テキストや音声でClaudeとやり取りできる研究プレビューです。接続したアプリの中で作業を行い、対応が必要なときに通知してくれます。
クラウド上の専用コンピュータで動くため、アプリを閉じても作業が続きます。対応アプリは、公式ヘルプにはiPhoneとAndroidのアプリのみ記載されています。
使われているモデル
DuetはClaude Opus 5.5で動作し、モデルは選べません。Opus 5.5そのものについては、こちらで解説しています。
【注意】同名の別サービスとの混同に注意
「Duet」は一般的な名前のため、検索すると別のサービスも出てきます。
- 「duet.so」などの、Anthropicとは無関係なサービス
- Googleがかつて「Duet AI」と呼んでいた機能
情報収集の際は、Anthropic(claude.com、support.claude.com)の公式情報かどうかを確認してください。
Claude Duetでできること
公式ヘルプには、次のような使い方が挙げられています。
毎日のブリーフ
朝にメールとカレンダーを確認し、優先度の高い項目と、返信の下書きなどの最初の作業を提示します。
大きなタスクの実行
調査資料、財務モデル、スライド、ダッシュボードなどのファイルを作成します。完成物は「Make」タブに表示されます。
タスク管理と過去チャットの検索
「Tasks」タブで、進行中の作業と、入力が必要な項目を確認できます。Duetのチャットと、プロジェクト外のClaudeのチャットを参照することもできます。
アプリとの連携
Gmail、Google Calendar、Slack、QuickBooks、HubSpot、Docusignなどのコネクタに対応しています。Stripe、Link、Shop Payとも連携します。コネクタのないサイトは、クラウド内のブラウザで操作します。
承認と安全の仕組み
任せる範囲が広がるほど、勝手な操作は不安です。Duetには次のような仕組みがあります。
- メッセージ送信、支払い、書類への署名、削除の前に、内容を表示して承認を待つ
- すぐ承認できない場合は、残りの作業を終えて、あとで承認を求める
- 数値や要約には、元になったメール、ファイル、スプレッドシートを示す
- Linkなどでの購入は、取引ごとに使い捨てカードを使い、購入前に確認する
- 接続は自分で始め、いつでも切断できる
ただし、公式ヘルプには、メールやウェブページに仕込まれた誤誘導の指示(プロンプトインジェクション)に対する完全な防御はない、とも書かれています。重要な承認は、内容を確認してから行ってください。
できないこと・制限事項
公式ヘルプに記載されている主な制限は次のとおりです。
- モデルは選べない
- ブラウザの動作を見たり、引き継いだりすることはできない
- 緊急の連絡にはすぐ反応できない場合がある
- 電話やSMSの送信はできない(メールは承認のうえ、接続済みアカウントから送信)
- 有価証券の取引、アカウント間の送金、他人のアカウントへのアクセスは禁止
- Slackなど一部のコネクタは制限付き。Microsoft 365はまだ利用できない
- 誤読や緊急度の誤判断が起こりうるため、下書きや承認依頼は要確認
料金・対象プラン
| プラン | Duetの利用 |
|---|---|
| Pro | 対象 |
| Max | 対象 |
| Team / Enterprise | 現時点では対象外(今後提供予定) |
研究プレビュー中は、Duetの利用に追加費用はかかりません。ただし、バックグラウンドでの作業も、プランの使用制限(5時間のセッション制限と週間制限)に含まれます。
参考までに、Claude公式の料金ページでは、Proは月額20ドル(年払いなら月額17ドル相当)、Maxは月額100ドルからと案内されています(2026年10月23日時点)。
日本で使えるのか
結論から言うと、現時点では利用できないと考えられます。
- 公式ヘルプでは、研究プレビュー中は「米国でのみ利用可能」とされています
- 利用には、米国のClaudeアカウントと、ウェイトリストからの招待が必要です
- 招待は段階的に送られ、特定の日付は保証されていません
- 日本での提供予定は、公式には書かれていません
提供地域が広がった際は、本記事を更新します。
dots・Metaのmuseとの違い
「代わりに動くAIエージェント」は、各社から相次いで登場しています。
| Claude Duet | OpenAI dots | Meta Muse | |
|---|---|---|---|
| 日本での利用 | 現時点では米国のみ | 対象地域から順次展開 | 2026年10月23日から可能 |
| 料金 | ProとMaxに含まれる(研究プレビュー) | Pro・Business Premiumに1体無料付帯 | 基本機能は無料。サブスクあり |
| 基盤モデル | Claude Opus 5.5 | GPT-6 Astra | Muse Spark(米国向け公式発表) |
| 主な使い方 | iPhone・Androidアプリ | テキスト、Slack、Teams、音声など | iOS・Android・Web |
日本からすぐ試したい場合は、Museが現実的な選択肢です。詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
- Claude Duetは、Claudeに仕事を任せられる米国限定の研究プレビュー
- Claude Opus 5.5で動き、ProとMaxに追加費用なしで含まれる
- 毎朝のブリーフ、資料作成、アプリ操作などを進め、重要な操作は承認制
- 日本での提供予定は公式には未記載。現時点では日本から使えない
AIエージェントを業務にどう取り入れるか悩んでいる方は、LEAPHのAI導入支援サービスもぜひご覧ください。費用の考え方は、AI導入費用はいくら?にまとめています。
出典
- Claude Duetを始める(Claudeヘルプセンター)
- Claude 料金プラン(claude.com)
- Introducing dots(OpenAI)
- MetaのパーソナルAIエージェント「Muse」を日本で提供開始(Meta)
(2026年10月23日時点の情報です。研究プレビューのため、内容は変更される可能性があります。)